高知|整形外科|貞廣|中島|高須|フレッククリニック

 

肩腱板断裂

 

肩腱板断裂とは

肩腱板断裂とは
 
肩腱板断裂は、肩甲骨と腕の骨をつなぐ、肩関節を安定させるために重要な腱が切れた状態のことを言います。
 

この病気はどのような原因でおきますか

この病気はどのような原因でおきますか
 
明らかな外傷によるものは半数で、残りはハッキリとした原因はなく、日常生活の動作の中で、断裂がおきます。男性の方に多いことから、肩の使い過ぎが原因となっていることが推測されます。
 
断裂型には完全断裂と不完全断裂がありますが、不完全断裂の症状が軽く、治りやすいということはありません。
 
若い年齢では、投球肩で不全損傷が起こることがあります。
 

この病気ではどのような症状がおきますか

この病気ではどのような症状がおきますか
 
肩の運動障害、運動痛、夜間痛により睡眠がとれないといった症状があります。運動痛はありますが多くの患者さんは肩の挙上は可能です。五十肩と違うところは拘縮、すなわち関節の動きが固くなることが少ないことです。
 
ほかには、挙上する時に力が入らない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという軋轢音がするという訴えもあります。
 

この病気ではどのような検査をしますか

この病気ではどのような検査をしますか
 
肩が挙上できるかどうか、拘縮があるかどうか、肩を挙上して肩峰の下で軋轢(あつれき)があるかどうか、棘下筋委縮があるかどうかを調べます。軋轢音や棘下筋委縮があれば、腱板断裂を疑います。
 
レントゲン所見では肩峰と骨頭の間が狭くなります。MRIでは骨頭の上方の腱板部に白く映る高信号領域が見られます。
 

この病気にはどのような治療法がありますか

この病気にはどのような治療法がありますか
 
保存療法
急性外傷で始まったときには、三角巾で1~2週間安静にします。断裂部が治癒することはありませんが、70%は保存療法で軽快します。保存療法では、注射療法と運動療法が行われます。注射療法では、肩関節周囲炎を併発して夜間痛があると、水溶性副腎皮質ホルモンと局所麻酔薬を肩峰下滑液包内に注射しますが、夜間痛がなければヒアルロン酸の注射に変えます。
腱板のすべてが断裂することは少ないので、残っている腱板の機能を賦活(ふかつ)させる腱板訓練は有効です。
 
手術療法
保存療法で肩関節痛と運動障害が治らないときは、手術を行います。術後は4週間程度の固定と2~3ヶ月の機能訓練が必要です。
医療法人ハンズ高知
フレッククリニック
 
〒781-8122
高知県高知市高須新町
4丁目3番20号
 
TEL:088-885-5800(代表)
TEL:088-882-8313(予約)
FAX:088-885-5803


 
qrcode.png
http://hands-kochi.or.jp/
モバイルサイトにアクセス!
 
 

 
<<医療法人ハンズ高知フレッククリニック>> 〒781-8122 高知県高知市高須新町4-3-20 TEL:088-885-5800 FAX:088-885-5803