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ばね指（弾発指）

ばね指（弾発指）とは

指は腱によって曲げ伸ばしができますが、指の骨と腕の筋肉をつなぐ屈筋腱と腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘の間で炎症を起こす病気です。

この病気はどのような原因でおきますか

特別な原因がないことが多く、手の使い過ぎが引き金となることもあります。更年期の女性に起こることが多く、妊娠時、産後に生じることもあります。糖尿病、透析患者にも発生することが多いです。

この病気ではどのような症状がおきますか

指のつけ根に痛み、晴れ、熱感が生じます。これを腱鞘炎と呼び、進行するとばね現象が生じます。これが、ばね指です。

この病気ではどのような検査をしますか

問診を行い、腫れの有無を確認し、圧をかけて痛みの変化をみる触診を行います。また、レントゲン検査やMRI検査にて診断を行います。

この病気にはどのような治療法がありますか

保存療法

(1)局所の安静で刺激を少なくします。装具を当てて固定することがあります。

(2)腱鞘内にステロイド注射をして、症状を抑えます。

手術療法

保存療法で治らないときや指が曲がったまま伸びないときなどに行います。

（切離するのは腱鞘の一部だけです。小さな傷で済みます。）

この病気はどのような経過をたどりますか

手の筋肉がやせる前に手術を行えば、症状が改善される場合が多いですが、麻痺が進行していれば回復は不良となるので、早期発見が有効となります。

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フレッククリニック

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