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外反母趾

 

外反母趾とは

外反母趾とは
 
外反母趾とは、足の親指が、指のつけ根の関節(MTP関節)の部分で、外側へ曲がった(外反した)状態をいいます。
 

この病気はどのような原因でおきますか

この病気はどのような原因でおきますか
 
外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が靴を履くと親指の付け根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴は付け根に係る力が増えて更に変形を強くします。
 
10代に起こるものは母指が第2趾より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。最も多い中年期に発症する場合は履物に加えて、肥満と筋力低下によっておこります。
 
健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になると、中ほどにある母指の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。
 
 
ハイヒールを履いたX線(レントゲン)写真
 
足の縦と横のアーチ
 

この病気ではどのような症状がおきますか

この病気ではどのような症状がおきますか
 
特徴的な症状は足の親指(母指)の先が第2趾のほうに「くの字」にまがり、つけ根の関節内側の突き出したところが痛みます。
その突出部が靴に当たって炎症をおこして、酷くなると靴を履いていなくても痛むようになります。
靴の歴史の長い欧米人に多い病気でしたが、最近では日本でも急速に増えています。
 

この病気ではどのような検査をしますか

この病気ではどのような検査をしますか
 
変形は見た目に明らかで、痛みの程度が問題になり、母指の飛び出しを指で押すと痛む、靴を履いたときに痛む、靴を脱いでも痛むなどに分けられます。
靴を脱いでも常時痛むようになると手術が必要になります。
 

この病気にはどのような予防法がありますか

この病気にはどのような予防法がありますか
 
外反母趾の予防方法は
◎母指の付け根はフィットして先はゆったりとした履物を選ぶ。
◎足の付け根のすべてを開く(グー、チョキ、パー)ような体操を毎日行う。
◎両方の母指に輪ゴムをかけて足先を開く体操を行う。
◎母指と第2趾間に装具をはめる。 といった方法があります。
 
 
足の指を開く運動
 
外反母趾用装具
 

この病気にはどのような治療法がありますか

この病気にはどのような治療法がありますか
 
変形が進むと指についている筋肉も変形を助長するように働き、体操や装具では元に戻りにくくなります。痛みが強く、靴を履いての歩行がつらくなると手術をします。
 
外反母趾の手術には100種類以上ありますが、最も一般的なのは中足骨を骨切りして矯正する方法で、変形の進行の程度により方法を選んで行っています。
 
手術には腰椎麻酔か局所麻酔に1時間以内で、翌日から歩行が可能です。従来の靴が履けるようになるには2カ月ほどかかります。
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