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足底腱膜炎

 

足底腱膜炎とは

足底腱膜炎とは
 
の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜(足底腱膜)に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気です。
多くはかかとのの前あたりに痛みが起こります。
 

この病気はどのような原因でおきますか

この病気はどのような原因でおきますか
 

足底腱膜と踵の骨が付着する部位(付着部)には強い牽引力(引っ張る力)とともに、着地時の荷重による衝撃(圧迫力)の両方が加わることで、過大な負荷が集中します。

そのため長時間の立ち仕事や歩行、体重増加、靴の不適合、スポーツ(ランニングやジャンプなど)による使いすぎが主な原因と考えられます。

 

 

この病気ではどのような症状がおきますか

この病気ではどのような症状がおきますか
 

長時間の立ち仕事や歩行により踵(かかと)の内側前方、足底中央部(土踏まず)、親指の付け根(遠位部)に痛みが出ます。階段をのぼる際や、つま先立ちなどで痛みがさらに増します。

 

中年女性に多く、朝、起床して最初の1歩目に痛みを感じます。歩くうちに徐々に軽減し、夕方になって歩行量が増えるに従い、再び痛みが強くなってきます。

 

この病気ではどのような検査をしますか

この病気ではどのような検査をしますか
 

以下の症状が認められた場合、足底腱膜炎と診断されます。

 

①足底腱膜とかかとの骨の付着部周囲に圧痛(押さえたときの痛み)がある。

②長時間の立位、歩行、走行、歩行開始時のいずれかのときに、足底腱膜とかかとの骨の付着部周囲に疼痛があらわれる。

③神経の圧迫や障害(足根管症候群等)、筋・腱の部分断裂(後脛骨筋腱機能不全等)、反射性交感神経性萎縮症(RSD)、足底腱膜線維腫症等は除外する。

 

 

この病気にはどのような治療法がありますか

この病気にはどのような治療法がありますか
 

保存治療

アキレス腱や足底腱膜のストレッチを行ったり、足の形に合った靴を履くようにしたり、足底挿板(靴の中敷き)を装着したりします。

 
 
 
◎ストレッチ方法
足の趾(ゆび)から足首に向けて反らします。その際、足裏が伸びるようにします。
10回を1セットにして、1日3セット以上を目安に行います。
 
 
足底腱膜炎に有効な足底挿板
   

薬物療法

痛みを和らげるために、非ステロイド系消炎鎮痛薬の外用剤や経口剤を用います。

 

手術療法
重症の場合は、足底腱膜の付着部を切り離す手術や、かかとの骨棘を切除する方法もあります。
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